農業生活42日目 【野菜編】アスパラガス 茎枯病の発生

お疲れ様です。作造です。

農業生活42日目。田植えは代掻きと田植えの期間調整のため今日はお休みとなり、午前中のみアスパラガスの作業となりました。ビニルハウスで栽培しているアスパラガスの一部で茎枯病が発生しており、その対応を行いました。

 

作業日誌

2022年5月13日 天気:曇り 平均気温:25℃

8:30 事務所集合、薬剤散布の準備、アスパラガス栽培ハウスに移動

9:00 茎枯病が発生しているアスパラの刈り取り

10:00 薬剤散布

12:00 作業終了、後片付け、解散

 

 

 

作業内容

朝のアスパラ収穫は腰痛のためお休みさせてもらい、8時30分からの出勤となりました。

ビニルハウスと畑で栽培しているアスパラのうち、ハウス栽培の一部で茎枯病という病気が発生しているアスパラがあるということで、私ともう1名で急遽、該当するアスパラの除去と病気が広がらないための薬剤の散布作業を行いました。

まずアスパラ除去ですが、枯れてしまった茎はもちろんのこと、縦長の斑点や茶色っぽい防水上の病斑がでているものなども除去することとなります。すでにハウス栽培の方はすでにいくつか親茎を立てた後だったため、除去することは中々に大変な作業となりました。

除去後は防除効果のある薬剤を散布しました。当然のことですが、薬剤を散布すると1~2日間は収穫ができなくなる(薬剤によって散布後から収穫までに決まった期間を空ける必要があります)ほか、一度散布して終わりではなく、薬剤に耐性のある菌が発生しないように種類の異なる薬剤を数日間おきにローテーションで散布する必要があります。今回はほとんど収穫時期が過ぎてしまっているハウス栽培の方での病気発生だったため、大きな痛手とはなりませんでしたが、今が伸び盛り育ち盛りの畑栽培の方で発生していたら大損害だったため、傷が小さくて済んだのは不幸中の幸いでした。

 

話は変わって田植えの方ですが、代掻きとの期間調整のため今日の作業はお休みとなりました。明日の天気は雨ということで、明日もお休みとなり作業再開は明後日からになりそうです。

 

 メモ

茎枯病

若い茎に斑点が生じ、それが紡錘形の病斑を経て黒い粒となる。粒の中には胞子が含まれており、水に濡れるとその胞子を放出し他の茎に伝染していく病気。発病した茎は直ることが無く枯死してしまうほか、茎枯病が蔓延すると茎が早期に枯れてしまうため、茎の本数の減少につながるほか、光合成などによる栄養分が不足することで根株自体が死んでしまうこととなる。

 

 感想

田植えは一旦中止となり喜んだのも束の間、アスパラでの病気発生ということで、少々慌ただしい午前中となりました。ハウス内の蒸し暑い環境の中で、畝を細かくチェックし、病気が発生している茎を除去。結果的には軽トラの荷台が埋まるほどの結構な量の茎を除去することとなりました(すでに立茎を終えていたため余計にかさが増えてしまいました)。

茎枯病は前述のとおり、薬剤散布が必要となるため、病気が発生していない茎があったとしても散布後一定期間は収穫ができない他、定期的な散布が必要となるため、かなりの痛手となります。それでも根株が死滅するよりはマシなのですが。

収穫最盛期での病気発生じゃなくて、本当によかったです。

コメント

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